気になるケールと大麦若葉の違いを効果・効能で比較


ケールと大麦若葉はどちらも定番の青汁原材料です。
どちらの青汁もリーズナブルで健康に良いと好まれていますが、原材料が異なれば効果や効能も違ってきます。
原材料がケールか大麦若葉かによって青汁にどう違いが生じるのか、比較してみましょう。

気になるケールと大麦若葉の違いを効果・効能で比較

まず先に、ケールと大麦若葉はどのようなものかを紹介します。

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ケールはアブラナ科のリョクヨウカンランと呼ばれる青菜で、豊富な栄養を持つことから野菜の王様とも称されています。苦味と青臭さが強いため日本では一般家庭での料理には使われませんが、青汁の原材料となることで注目を浴びるようになりました。

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大麦若葉は名前の通りで、大麦から採れる若葉部分です。葉の状態のままでは料理に使われることはありませんが、大麦をたくましく立派に成長させるには欠かせないこの若葉には豊富な栄養が含まれていることが分かっており、摂取しやすいように乾燥粉末させ、青汁の定番原材料の一つとして有効に用いられるようになりました。

ケールと大麦若葉の栄養を比較してみると、大きく違うことがはっきりと分かります。

例えば食物繊維であればケールがキャベツの約3倍であるのに対し、大麦若葉はキャベツの10倍、ビタミンEであればケールがニンジンの約5倍であるのに対し、大麦若葉は10倍です。
大麦若葉の方がはるかに栄養が高いように思われますが、逆にビタミンB6やマグネシウムの含有量に関してはケールの方が高く、どちらの方が豊富な栄養を含んでいるとは言えません。

ご自分が青汁にどのような効果や効能を求めているかで、ケールか大麦若葉を選択すると良いでしょう。
便秘改善目的に青汁を飲みたいという方であれば、食物繊維がケールより豊富な大麦若葉の方が向いています。食物繊維は整腸作用を高めて胃腸の流れをスムーズにしてくれます。

ただし、食物繊維の過剰摂取は逆に腸内の水分不足を招いて便を固くしてしまい、便秘を悪化させてしまうこともあります。食物繊維が豊富ということで大麦若葉の青汁を飲みすぎてしまえば、逆効果となる恐れもあります。摂取量には気を付けましょう。

どちらのほうが飲みやすいかと味で選ぶとしたら、ケールよりも大麦若葉を選択する方のほうが多いようです。
青臭さが強いケールと比べると、大麦若葉はマイルドで、抹茶などと組み合わせた商品ならば青汁らしさはほとんどなく飲みやすいと青汁が苦手な方にも好評です。
飲みにくいものを毎日飲むのは辛く、ストレスにもなりかねません。ケールの味が辛いほどでしたら、大麦若葉のほうが良いでしょう。

もちろん、ケールでも飲みやすく工夫された青汁が市販されているので、ひと昔前のように酷く飲みにくい青汁という印象は、現在市販されている青汁であればほとんどありません。


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